■ 出品リスト
非所 I F3 キャンバス 油彩 SOLD
非所 II S3 キャンバス 油彩 SOLD
非所 III F4 キャンバス 油彩 SOLD
非所 IV S5 キャンバス 油彩 SOLD
非所 V S5 キャンバス 油彩 SOLD
非所 VI S5 キャンバス 油彩 SOLD
非所 VII F6 キャンバス 油彩 SOLD
非所 VIII F8 キャンバス 油彩 SOLD
非所 IX S10 キャンバス 油彩 SOLD
非所 X S10 キャンバス 油彩 SOLD
非所 X I S10 キャンバス 油彩 SOLD
非所 X II S10 キャンバス 油彩 SOLD
非所 X III S10 キャンバス 油彩 SOLD
非所 X IV S10 キャンバス 油彩 SOLD
非所 X V S10 キャンバス 油彩 SOLD
非所 X VI S10 キャンバス 油彩 SOLD
非所 X VII S10 キャンバス 油彩 SOLD
非所 X VIII S20 キャンバス 油彩 SOLD
非所 X IX S20 キャンバス 油彩 SOLD
非所 X X S20 キャンバス 油彩 SOLD
非所 X X I S20 キャンバス 油彩 SOLD
非所 X X II S20 キャンバス 油彩
非所 X X III S20 キャンバス 油彩
非所 X X IV S20 キャンバス 油彩
※ 77ギャラリーと同時開催。2画廊で展示した全作品のリストです。
■ 「非所」 府川雅明
樹と漣と石が一対あった
わざと一対置いた
誰もがそこで考えるように置いた
それが人のいう数であった
数えてはいけない
数えれば非所が滅ぶ
―数論より―
※ 府川雅明氏は、中村徹(てつ)の唯一信頼する作家です。「非所」は、その対話の中から送られた中村てつ徹の世界へのオマージュとしての評論です。
■ "非所"について
今回のテーマ"非所"とは、完全なる心象風景画です。場所を特定する意味が全く無い所、存在することに意味を見る所、つまりある心の情景画といえます。ある心とは、作家の心であり、見る者の心であり、そこに境を見ない無限の空間でもあります。この見えない心の動きを形にしたらどうなるのか? 静かに、しかし熱く、心の内を凝視する作家の作品に、何を見るかはすべて任せられています。様々な情報を摂取できる現代に、"非所"を汚染しないよう努力することは我々の義務といえるかもしれません。美を愛する心で、どこまでも澄み渡る、心地の良い"非所"を生み出し、見出していただきたいと思います。(2000年7月)
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