ギャラリー広田美術では、2018年9月14日(金)から9月29日(土)まで、漆原夏樹展を開催いたします。1977年生まれの漆原は、東京芸術大学大学院美術研究科日本画専攻を修了後、個展を中心に制作を続けている作家です。
2013年の個展より人物と風景を中心にした作品を描き始め、存在のあり様を表現しようとこの数年間努力しています。それは目に見える肉体や物体の存在を確かめることと同時に、目に見えない魂や精神、思考を目に見える景色として表現しようと試みているのがこの数年間の制作です。制作を進める度に漆原が表現したいと思っていることが少しずつ明確になり、新たな発見をすることがあります。答えのない世界を描こうとしていますが、その作品を見ることで、作家同様、鑑賞者も世界の謎に近づくことが出来るかもしれません。今回は大作を中心に、約10点の展示を予定しています。ぜひご覧いただきますようお願い申し上げます。
展覧会概要
2018年9月14日(金)~9月29日(土) 11時~19時(日曜祝日 休廊)
会場:ギャラリー広田美術 東京都中央区銀座7-3-15ぜん屋ビル1階
略歴
1977年 神奈川県生まれ
2001年 東京芸術大学絵画科日本画専攻卒業
2003年 東京芸術大学大学院美術研究科日本画専攻修了
展覧会歴、受賞歴
2006年 「漆原夏樹展」 アートスペース羅針盤/東京
2007年 「B-WORKS展」 シブヤ西武美術画廊/東京
2008年 「漆原夏樹展」 ギャラリー広田美術/東京(同10.12.13.15.17年)
2014年 「第6回トリエンナーレ豊橋 星野眞吾賞展 明日の日本画を求めて」大賞受賞 豊橋市美術博物館
2015年 「From now on!! 第1期『Visualize-それぞれの心象風景』」 藤沢市アートスペース
2016年 「Seed 山種美術館 日本画アワード 2016ー未来を担う日本画新世代ー』入選 山種美術館