2020年11月6日(金)から11月21日(土)まで、野崎慎(ちか)展を開催いたします。
1984年生まれの野崎は、多摩美術大学大学院日本画研究領域を修了後、無所属で制作を続けている作家です。「今ここに在ることの神秘さ、そして生命、存在とは何か。」を考えることが近年の大きなテーマになっている野崎は、身近な草花や自然を静かに見つめることで生命の素晴らしさを画面に留めようと試みます。大作を含む約10点の展示を予定しています。ぜひ、ご覧くださいますようお願い申し上げます。
「生命の儚さの中にある強さを表現しようと試みました。
一つの花事体のいのちは短いもので、必ず終わりがある儚いものですが、終わりがあるからこそより強く生を感じ、より大切で尊く強い輝きを放つ存在となり得ると私は考えています。また、遙か昔から繰り返されてきた生命の循環の蓄積に思いを馳せる時、今目の前にある命も神秘的で宇宙的な意味を内包するものであるとの思いが強まります。そのような生命の神秘的な強い輝きや肯定的な思いを画面に留めようと描いた作品達が、いつまでも人々の心の中に寄り添う永遠の花になればと願いながら制作しました。」 野崎 慎
※展覧会会期中の営業時間は、以下の通りです。
11時~19時(日曜日、月曜日は休廊)土曜日は18時まで
※ご来廊の際には、マスクの着用をお願い申し上げます。
また発熱や風邪の症状の症状がある方は、ご来廊をお控えいただきますよう何卒お願い申し上げます。
※ギャラリー内が混雑している場合は、入場をお待ちいただくことがございます。ご迷惑をお掛け致しますが、ご理解とご協力のほどお願い申し上げます。