ギャラリー広田美術では、2022年5月27日(金)~6月11日(土)まで「神戸智行展 -尊きもの-」 を開催いたします。
神戸智行の制作は出身地岐阜県の長良川が原風景にあり、河原やそこに生息する小さな生物に注目することから始まりました。
2013 年の終わりころから「life」というテーマを掲げて、どんな環境の中でもひたむきに時に前向きに『生きる』ことに真摯である小さな生き物たちの世界を、受動的ではなく能動的に描き出していこうと制作を続けてきました。
約6年ぶりの個展では、身近な生きものの取り巻く環境を描くことで私たちの社会とのつながりやさまざまな類似性、そして今まで気付かなかった社会の形をみることができ、その形や方向性を掴もうと描いた新作を発表致します。
『心がけているのは、在来種とともに外来種も暮らす「今」の自然を描くことです。小さな自然界を観察することから、大きな世界の様相も見えてくる感覚が興ります。ミクロからマクロへ繋がることで現代の絵画として成立できれば、と思っています。』 神戸智行
ギャラリー広田美術では約 6年ぶりの個展になります。
新作約 10 点の展示を予定しております。
ぜひ ご高覧頂きますよう何卒よろしくお願い申し上げます。