東京都世田谷にある福沢一郎記念館にて「山内隆 巡礼。2014-2022」が開催されます。
近年、国内外の巡礼の道を辿る中で制作したスケッチやドローイング作品、そして彫刻作品を再構成した個展となっております。
是非ご高覧くださいませ。
詳細は「福沢一郎記念館」のホームページをご覧くださいませ。(https://fukuzmm.wordpress.com/)
《PROJECT dnF+|山内隆 巡礼。2014-2022》
会期|2022年9月29日(金)~10月15日(土) ※会期中の(木)(金)(土)のみ開館です。ご注意くださいませ。
時間|13:00~17:00 入場無料
会場|福沢一郎記念館(東京都世田谷区砧8-14-7)
|関連イベント
オンライントーク「巡礼。ぼくが見てきたもの」
10月1日(土) 20:30~ / 参加費無料(詳細は福沢一郎記念館ウェブサイトをご覧ください)
『2013年、ポーランド の強制収容所を訪れて以来、絶対的な死の現場に立つ機会を多く持つこととなった。なかでも長崎外海および五島列島の教会群とその周辺の営みに対し、人間が持つ表現に向けた根源的な欲求の部分に深く感じ入り、場を描き留めなければならない特殊な衝動を得た。以後、国内のカトリック教会をめぐる旅を重ね、その旅はスペインの巡礼路の踏破に至り(フランス人の道、ポルトガルの道)、現在、「北の道」の踏破を継続中である。長崎のスケッチは発表を前提とせずノートの表裏に描き、スペインの巡礼路では荷物の軽量化のため最低限の色鉛筆と紙に描きとめていった。これらの歩き描くことに没入した、真空のような期間を過ごすことで、あらためて自分の制作の根源が「祈りや奉拝」であることを確信した。』山内隆