新しい資源の運搬

狩野宏明

2011年制作
45.5×60.0㎝ 紙、水彩

作家コメント

生物の臓器を、何らかの製品を生産するための資源に見立て、工事車両がそれらを運搬している情景を描きました。

水彩絵の具によって得られる軽妙で鮮やかな色彩を利用し、赤やピンクを基調とした臓器の有機的な形態と、工事車両の携帯と色彩が持つ機能的な美しさを表現することを試みました。