漂流ラジオゾンデ

狩野宏明

2014年制作
22.7×15.8㎝ 油彩、綿布、パネル

作家コメント

ラジオゾンデ(radiosonde)とは、上空の気象データを観測するためにゴム気球に取り付けて飛ばされる気象観測機器です。

日本から飛ばした場合。多くは偏西風に乗って大西洋に落下しますが、時折陸地に落下し、そのまま放置されることもあるそうです。

放置されたラジオゾンデは、その後どのような運命をたどるのでしょうか。

この絵に描かれているのは、落下した後も漂流を続けるラジオゾンデの物語です。