生命のリズム -百合ー

野崎慎

2015年制作
14 x 18cm 紙本彩色

作家コメント

出産してから気軽に遠くまで取材に行けなくなったのを期に、庭に咲いている植物をよくスケッチするようになりました。
蕾から枯れるまでの姿を描いていると、ひとつの小さな植物の中に人の一生と同じような大きな流れを感じるようになり、植物をモチーフに作品を作ってみたいと思うようになりました。この作品は花の一生をそれぞれ描いた作品を20点同時に描いたもののひとつです。
これらの作品達をきっかけに花の作品を描くようになった転機となったなっ思い出深い作品です。