始まりの三神

大島真由美

2019年制作
35.0×45.0㎝ 和紙、ピグメントスティック、墨、アクリル

作家コメント

いろんな神話に3柱一組の神様がいますが、

そのなかでこの三神はシュメールの桃がイナンナとエンキ、白バイがエンリル、クマがアンです。

モチーフがシュメールなのは物語の政治的なところと自然崇拝や心の物語の部分とのバランスがかっこいいのと、

アマテラス、スサノオ、ツクヨミとのキャラクターの対比が面白いと思ったからです。

世界が意識化されてきてから、力の種類が分岐してきて、動き出す直前というところです。