ポリュムニアの出囃子

狩野宏明

2019年制作
33.3×33.3㎝ 油彩、パネル、白亜地 2019年

作家コメント

ギリシャ神話で学芸を司る女神ムーサ(ミューズ)の一人であるポリュムニアを主なモ チーフとして、芸術を通して築かれる関係性や歴史を祝福することをテーマに制作しまし た。
ポリュムニアの名前は「多くの歌」を意味し、讃歌や雄弁をはじめ、農業や幾何学、歴 史などを司る女神とされ、優れた作品を制作した作家を祝福すると言われています。ポ リュムニアの像を現代のモチーフと組み合わせて中央に描き、装飾された室内に縁起物や 芸術と関わりを持たせたモチーフを配置しました。