ありふれた奇跡

漆原夏樹

2023年制作
6M (24.2×41.0㎝)/ 紙本彩色 /2023

作家コメント

ありえないような黄金の景色の遠景に、何か超常の存在がいる...。
日々過ごす中でも、見えている位相を少しずらすと様々な奇跡が散らばっていることに気
付く。それはたまたま起きた光の乱反射であったり、ただの勘違いだとしても、そこで見え
た景色に救われることもあるのではないだろうか。
そのような日々のありふれた出来事を象徴する景色を描いた。


展覧会風景撮影:松尾宇人