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ギャラリー広田美術では 2026年1月30日(金)から2月14日(土)まで「TAR MAR(泪海:るいかい)」と題した TETSによる新作個展を開催いたします。

TETSは大学卒業後、約10年間の西欧滞在を経て、日本独自の平面性に立脚した絵画的審美眼を探求しながら、心に内包する「美」の質 的昇華性や創造的視点の独自な諧調による「豊潤な気に盈ちた」絵画空間を追い求めてきました。
去年初夏に約9年ぶりとなる個展を開催したのち、制作の手を止めることなくこの半年間で新たに作品を作り続けました。

「タイトルのTAR MAR(泪海:るいかい)は古代ルーン文字です。 作品に刻印された私の護符(タリズマン)は生死流転の記号化で、魂を守護し浄化する意図です。 【あらゆるものの治療薬は、塩水である。すなわち、汗、泪、あるいは海(イサク・ディーネセン) "The cure for anything is salt water:sweat,tears,or the sea"】泪と海と仮面の物語がTARMARです。」TETS

そう語るTETSの作品の中には常に護符があり、それは作品、また鑑賞者たちを見守るものとしてこれまでも存在していました。
死は再生、生は死の始まり、ただそれは永劫回帰していく、この出会いと別れの中で幾度も流す泪が永遠という時間のループを続けること で海となっていく景色を「TAR MAR」と題し、作品群として発表をいたします。
「一意(ひとつの心の音)」の視線を送り続けるTETSの本展をぜひご覧いただきますようお願い申し上げます。